配信者向け ゲーミングPC買い時のおすすめ構成 2026年

目次

配信用PCに求められる性能とは

配信用PCに求められる性能とは

配信とゲームを同時にこなす処理能力

配信者向けのゲーミングPCを選ぶ際、最も重要なのはゲームプレイと配信エンコードを同時処理できる性能を確保することです。

通常のゲーミングPCとは異なり、配信用途ではCPUとGPUの両方に高い負荷がかかり続けるため、バランスの取れた構成が求められます。

配信ソフトウェアのOBS StudioやStreamlabs OBSを使用する場合、エンコード方式によって必要なスペックが大きく変わってきます。

x264エンコードを選択するならCPUの性能が配信品質を左右しますし、NVENCやAMFといったハードウェアエンコードを使うならGPUの選択が重要になるわけです。

最近の配信トレンドとして、フルHD 60fpsでの配信が当たり前になっています。

さらに4K配信に挑戦する配信者も増えており、より高性能な構成が必要とされる場面が増えてきました。

視聴者に快適な視聴体験を提供するには、安定したフレームレートと高画質を両立させなければなりません。

人気PCゲームタイトル一覧


ゲームタイトル 発売日 推奨スペック 公式
URL
Steam
URL
Street Fighter 6 / ストリートファイター6 2023/06/02 プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ
2025/02/28 プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ
2020/11/05 プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン
2024/10/25 プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
黒神話:悟空 2024/08/20 プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750
公式 steam
メタファー:リファンタジオ 2024/10/11 プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
Call of Duty: Black Ops 6 2024/10/25 プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT
メモリー: 12 GB RAM
公式 steam
ドラゴンボール Sparking! ZERO 2024/10/11 プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64
メモリ: 16 GB RAM
公式 steam
ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE 2024/06/21 プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー
2024/07/02 プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Cities: Skylines II 2023/10/25 プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ドラゴンズドグマ 2 2024/03/21 プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700
メモリー: 16 GB
公式 steam
サイバーパンク2077:仮初めの自由 2023/09/26 プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ホグワーツ・レガシー 2023/02/11 プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
TEKKEN 8 / 鉄拳8 2024/01/26 プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Palworld / パルワールド 2024/01/19 プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070
メモリー: 32 GB RAM
公式 steam
オーバーウォッチ 2 2023/08/11 プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク
2022/01/13 プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
BIOHAZARD RE:4 2023/03/24 プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
デッドバイデイライト 2016/06/15 プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Forza Horizon 5 2021/11/09 プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam

配信品質を決定づける要素

配信の品質を左右する要素は複数ありますが、特に重要なのがビットレートとエンコード設定です。

Twitchでは最大6Mbps、YouTubeでは最大51Mbpsまで設定できますが、高ビットレートで配信するほどPCへの負荷は増大します。

エンコードプリセットも配信品質に直結する重要な設定項目。

x264の「medium」や「slow」といった高品質プリセットを使用すると、CPUへの負荷が劇的に上がってしまいますよね。

一方でNVENCの「高品質」や「最高品質」設定なら、GPUのエンコーダーを活用することでCPUリソースを温存できるメリットがあります。

配信中のゲームプレイも快適に保つには、ゲーム側で安定して高フレームレートを維持する必要があります。

144fps以上でプレイしながら配信する場合、GPUには相当な余裕が求められるのです。

配信者に最適なCPU選び

配信者に最適なCPU選び

IntelとAMDどちらを選ぶべきか

配信用途でのCPU選びでは、コア数とスレッド数が多いモデルを選択することが配信の安定性に直結します。

Core Ultra 200シリーズとRyzen 9000シリーズのどちらを選ぶかは、エンコード方式と予算によって判断するのが賢明でしょう。

Intel Core Ultra 7 265Kや265KFは、ハイブリッドアーキテクチャによって効率的なマルチタスク処理を実現しており、配信とゲームの同時実行に適した設計となっています。

NPUを統合したことでAI処理も強化されており、将来的な配信ソフトウェアの進化にも対応できる拡張性を持っているのが魅力です。

AMD Ryzen 7 9800X3Dは3D V-Cacheによってゲーム性能が飛躍的に向上しており、ゲームプレイを最優先しつつ配信も行いたい方におすすめなのが、このモデルになります。

Zen5アーキテクチャの恩恵で電力効率も改善されており、長時間配信でも発熱を抑えられるのは大きなアドバンテージといえるでしょう。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43238 2444 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42991 2249 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42018 2240 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41308 2338 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38765 2060 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38689 2031 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37449 2336 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37449 2336 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35812 2178 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35671 2215 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 33914 2189 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 33052 2218 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32683 2084 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32571 2174 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29388 2022 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28671 2138 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28671 2138 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25566 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25566 2157 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23191 2193 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23179 2074 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 20950 1843 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19594 1921 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17811 1801 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16119 1763 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15357 1965 公式 価格

配信スタイル別のCPU推奨モデル

x264エンコードで高画質配信を目指すなら、Core Ultra 9 285Kや285KF、あるいはRyzen 9 9950Xといったハイエンドモデルが必要になってきます。

これらのCPUは20コア以上のスレッド数を持ち、「slow」プリセットでも安定した配信が可能です。

ハードウェアエンコード主体で配信するなら、Core Ultra 7 265Kや265KF、Ryzen 7 9700Xでも十分な性能を発揮します。

GPUのエンコーダーに処理を任せることで、CPUリソースをゲームや配信ソフトウェアの動作に振り向けられるため、コストパフォーマンスに優れた選択肢となるわけです。

コスパを重視するならCore Ultra 5 235や235Fも選択肢に入ります。

ただし、重量級のゲームタイトルを最高設定でプレイしながら配信する場合は、やや力不足を感じる場面があるかもしれません。

配信に最適なグラフィックボード

配信に最適なグラフィックボード

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56D

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56D
【ZEFT Z56D スペック】
CPUIntel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56D

パソコンショップSEVEN SR-u7-6070N/S9

パソコンショップSEVEN SR-u7-6070N/S9
【SR-u7-6070N/S9 スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-u7-6070N/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54MH

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54MH
【ZEFT Z54MH スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54MH

パソコンショップSEVEN SR-u5-4070F/S9

パソコンショップSEVEN SR-u5-4070F/S9
【SR-u5-4070F/S9 スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster Silencio S600
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-u5-4070F/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52BU

パソコンショップSEVEN ZEFT Z52BU
【ZEFT Z52BU スペック】
CPUIntel Core i9 14900F 24コア/32スレッド 5.40GHz(ブースト)/2.00GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z52BU

NVIDIAとAMDのエンコーダー性能比較

配信用途でのGPU選びにおいて、NVIDIAのNVENCエンコーダーは配信品質と負荷のバランスが優れていることが広く知られています。

GeForce RTX 50シリーズでは第5世代のエンコーダーが搭載され、さらなる画質向上と効率化が実現されました。

GeForce RTX 5070Tiは、配信者にとって最もバランスの取れた選択肢といえます。

DLSS 4とニューラルシェーディングによって、重量級タイトルでも高フレームレートを維持しながら配信できる性能を持っており、価格と性能のバランスが絶妙なポジションにあるのです。

Radeon RX 9070XTはFSR 4の機械学習ベースのアップスケーリングに対応し、AMFエンコーダーも改良されています。

NVENCと比較すると若干画質面で劣る印象はありますが、コストパフォーマンスを考えると充分に魅力的な選択肢でしょう。

解像度別の推奨グラフィックボード

フルHD配信をメインとするなら、GeForce RTX 5060TiやRadeon RX 9060XTで必要十分な性能が得られます。

これらのGPUはコスパに優れており、エントリーからミドルクラスの配信者に適したモデルです。

WQHD配信や4K配信を視野に入れるなら、GeForce RTX 5070以上が推奨されます。

高解像度での配信はエンコード負荷が大幅に増加するため、GPU性能に余裕を持たせることが配信の安定性につながるのです。

最高品質での配信を追求するなら、GeForce RTX 5080やRTX 5090も選択肢に入ってきます。

ただし、これらのハイエンドモデルは価格が高騰しており、費用対効果を考えると配信用途だけでは正当化しにくい面もあるでしょう。

GPU フルHD配信 WQHD配信 4K配信 コスパ
RTX 5060Ti
RTX 5070
RTX 5070Ti
RTX 5080
RX 9060XT
RX 9070XT

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48889 101010 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32282 77365 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30275 66155 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 30198 72759 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27274 68304 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26614 59692 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 22039 56285 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 20000 50025 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16628 39015 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 16059 37853 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15921 37632 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14699 34603 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13799 30579 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13257 32067 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10866 31455 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10694 28326 115W 公式 価格

メモリ容量と速度の選び方

メモリ容量と速度の選び方

配信に必要なメモリ容量

配信用PCでは32GBのメモリ容量が現実的な最低ラインとなっており、快適な配信環境を構築するには必須といえます。

ゲーム、配信ソフト、ブラウザ、チャット管理ツールなど、複数のアプリケーションを同時起動する配信者の使用環境では、16GBでは明らかに不足してしまいますよね。

OBS Studioだけで2GB以上のメモリを消費することもあり、最新のAAAタイトルでは10GB以上のメモリを要求するゲームも珍しくありません。

さらにDiscordやブラウザでの配信管理画面、チャットツールなどを開いていると、あっという間にメモリが圧迫されてしまうのです。

64GBのメモリを搭載すれば、メモリ不足に悩まされることはほぼなくなります。

動画編集や配信アーカイブの編集も同じPCで行う方は、64GBを選択した方がいいでしょう。

DDR5メモリの速度設定

DDR5-5600が現在の主流規格となっており、Intel Core Ultra 200シリーズもAMD Ryzen 9000シリーズも標準でサポートしています。

より高速なDDR5-6000やDDR5-6400も選択できますが、配信用途での体感差は限定的です。

メモリの速度よりも容量を優先する方が、配信の安定性向上には効果的なのです。

予算に余裕があるなら、DDR5-5600の64GBを選ぶ方が、DDR5-6400の32GBを選ぶよりも実用的といえます。

デュアルチャネル構成は必須条件。

16GB×2枚や32GB×2枚といった構成で、メモリ帯域幅を最大限に活用しましょう。

シングルチャネルでは性能が半減してしまい、配信中のフレームドロップの原因になる可能性があるからです。


ストレージ構成の最適解

ストレージ構成の最適解

システムドライブとデータドライブの分離

配信用PCでは、システム用とデータ保存用でストレージを分離する構成が配信の安定性と利便性を大きく向上させることが分かっています。

OSとアプリケーションを高速なSSDにインストールし、録画データや配信アーカイブは別のドライブに保存する運用が理想的です。

システムドライブにはPCIe Gen.4 SSDの1TBモデルを選択するのが現実的な選択肢でしょう。

WDやCrucialといった信頼性の高いメーカーの製品なら、読み込み速度7,000MB/s前後の性能が得られ、OSの起動やゲームのロード時間が大幅に短縮されます。

PCIe Gen.5 SSDは最大14,000MB/s超の速度を実現していますが、発熱が非常に高く大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になってきます。

配信用途では読み込み速度よりも安定性が重要なため、Gen.4 SSDで十分な性能が確保できるのです。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60IY

パソコンショップSEVEN ZEFT R60IY
【ZEFT R60IY スペック】
CPUAMD Ryzen5 9600 6コア/12スレッド 5.20GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60IY

パソコンショップSEVEN ZEFT R65R

パソコンショップSEVEN ZEFT R65R
【ZEFT R65R スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R65R

パソコンショップSEVEN ZEFT R65V

パソコンショップSEVEN ZEFT R65V
【ZEFT R65V スペック】
CPUAMD Ryzen7 7800X3D 8コア/16スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R65V

パソコンショップSEVEN ZEFT R57E

パソコンショップSEVEN ZEFT R57E

先駆者のパフォーマンスを持つアドバンストスタンダードゲーミングPC
頂点を目指すバランス - 32GB DDR5と1TB NVMeで、迅速かつ強力
クリアパネルのミドルタワー、洗練されたエッセンスを内包するデザイン性
最新Ryzen7 - スムーズな操作であらゆるタスクを力強くサポート

【ZEFT R57E スペック】
CPUAMD Ryzen7 7800X3D 8コア/16スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH510 ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R57E

録画データ保存用のストレージ選び

配信の録画データは容量が膨大になるため、2TB以上のストレージを用意することをおすすめします。

フルHD 60fpsで1時間配信すると、設定にもよりますが10GB前後のファイルサイズになることも珍しくありません。

データ保存用には2TBまたは4TBのPCIe Gen.4 SSDが適しています。

Gen.5ほどの速度は必要ありませんが、HDDと比較すると圧倒的に高速なため、録画データの編集作業も快適に行えるメリットがあるのです。

長期保存用のアーカイブとして外付けHDDやNASを併用する運用も効果的です。

配信後に編集が完了したデータは外部ストレージに移動させることで、PC内のSSD容量を常に余裕のある状態に保てます。

用途 推奨容量 推奨規格 優先度
システム・ゲーム 1TB PCIe Gen.4 最優先
録画データ保存 2TB-4TB PCIe Gen.4
アーカイブ保存 4TB以上 外付けHDD/NAS

冷却システムの重要性

冷却システムの重要性

配信時の発熱対策

長時間の配信では、CPUとGPUが高負荷状態を維持し続けるため、適切な冷却システムの構築が配信の安定性を左右します。

サーマルスロットリングが発生すると、フレームレートの低下や配信品質の劣化につながってしまいますよね。

Core Ultra 200シリーズとRyzen 9000シリーズは、前世代と比較して発熱が抑制されており、空冷CPUクーラーでも十分な冷却性能が得られるようになりました。

DEEPCOOLやサイズ、Noctuaといったメーカーの高性能空冷クーラーなら、長時間配信でも安定した温度を維持できます。

冷却性能を最優先するなら、水冷CPUクーラーの導入も検討する価値があります。

DEEPCOOLやCorsair、NZXTの簡易水冷クーラーは、静音性と冷却性能を高次元で両立しており、配信中のノイズを最小限に抑えられるのです。

ケースエアフローの最適化

ケース選びも冷却性能に大きく影響する要素。

エアフローに優れたケースを選択することで、内部の熱を効率的に排出し、全体的な温度を下げられます。

NZXTやLian Liのピラーレスケースは、見た目の美しさだけでなく、エアフローも考慮された設計になっています。

強化ガラスパネルを採用しながらも、適切な吸気口と排気口が配置されており、冷却性能とデザイン性を両立させているのが特徴です。

Fractal DesignやCorsairの木製パネルケースは、高級感のある外観と優れた防音性能を持ちながら、エアフローも確保されています。

配信者の中には、配信画面に映り込むPCの見た目にもこだわる方が増えており、デザイン性の高いケースの需要が高まっているのです。

電源ユニットの選定基準

電源ユニットの選定基準

必要な電源容量の計算

配信用ゲーミングPCでは、システム全体の消費電力を正確に把握し、適切な容量の電源ユニットを選択する必要があります。

CPUとGPUの最大消費電力に、その他のコンポーネントの消費電力を加算し、さらに20〜30%の余裕を持たせた容量を選ぶのが基本です。

GeForce RTX 5070TiとCore Ultra 7 265Kの組み合わせなら、システム全体で500W程度の消費電力が想定されます。

この場合、750W以上の電源ユニットを選択することで、十分な余裕を確保できるでしょう。

ハイエンド構成でGeForce RTX 5080やRTX 5090を搭載する場合は、850W以上、場合によっては1000W以上の電源ユニットが必要になってきます。

電源容量に余裕がないと、高負荷時に電力不足でシステムが不安定になる可能性があるからです。

電源効率と信頼性

80 PLUS認証のグレードも重要な選択基準。

80 PLUS Gold以上の認証を取得した電源ユニットなら、変換効率が高く、無駄な発熱を抑えられます。

長時間配信を行う配信者にとって、電気代の節約にもつながる重要なポイントです。

CorsairやSeasonicといった信頼性の高いメーカーの電源ユニットを選ぶことで、長期的な安定動作が期待できます。

電源ユニットの故障は、システム全体に致命的なダメージを与える可能性があるため、品質を妥協すべきではありません。

モジュラー式の電源ユニットを選択すれば、必要なケーブルだけを接続できるため、ケース内の配線をすっきりとまとめられます。

エアフローの改善にもつながり、冷却効率の向上が期待できるのです。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R61GF

パソコンショップSEVEN ZEFT R61GF
【ZEFT R61GF スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61GF

パソコンショップSEVEN SR-ar9-9270U/S9ND

パソコンショップSEVEN SR-ar9-9270U/S9ND
【SR-ar9-9270U/S9ND スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster MasterFrame 600 Black
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-ar9-9270U/S9ND

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FH

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FH
【ZEFT R60FH スペック】
CPUAMD Ryzen5 8600G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9060XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60FH

パソコンショップSEVEN ZEFT R58DD

パソコンショップSEVEN ZEFT R58DD
【ZEFT R58DD スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH510 ホワイト
マザーボードAMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R58DD

配信者向け推奨構成例

配信者向け推奨構成例

エントリー配信者向け構成

配信を始めたばかりの方や、予算を抑えたい方には、以下の構成がおすすめです。

  1. CPU: AMD Ryzen 7 9700X または Intel Core Ultra 5 235F
  2. GPU: GeForce RTX 5060Ti または Radeon RX 9060XT
  3. メモリ: DDR5-5600 32GB (16GB×2)
  4. ストレージ: PCIe Gen.4 SSD 1TB (システム用) + 2TB (データ用)
  5. 電源: 750W 80 PLUS Gold
  6. 冷却: 高性能空冷CPUクーラー

この構成なら、フルHD 60fps配信を安定して行えます。
予算は30万円前後に収まり、コストパフォーマンスに優れた構成といえるでしょう。


ミドルクラス配信者向け構成

より高品質な配信を目指す方や、WQHD配信も視野に入れる方には、以下の構成が適しています。

  1. CPU: AMD Ryzen 7 9800X3D または Intel Core Ultra 7 265K
  2. GPU: GeForce RTX 5070Ti
  3. メモリ: DDR5-5600 64GB (32GB×2)
  4. ストレージ: PCIe Gen.4 SSD 1TB (システム用) + 4TB (データ用)
  5. 電源: 850W 80 PLUS Gold
  6. 冷却: 簡易水冷CPUクーラー (240mm以上)

この構成では、WQHD配信や高ビットレート配信も快適に行えます。
予算は45万円前後となり、長期的に使用できる性能を確保できるのです。

ハイエンド配信者向け構成

プロレベルの配信品質を追求する方や、4K配信を行いたい方には、以下の構成をおすすめします。

  1. CPU: AMD Ryzen 9 9950X3D または Intel Core Ultra 9 285K
  2. GPU: GeForce RTX 5080
  3. メモリ: DDR5-5600 64GB (32GB×2)
  4. ストレージ: PCIe Gen.4 SSD 2TB (システム用) + 4TB (データ用)
  5. 電源: 1000W 80 PLUS Platinum
  6. 冷却: 簡易水冷CPUクーラー (360mm)

この構成なら、4K配信や複数プラットフォームへの同時配信も余裕でこなせます。
予算は60万円以上になりますが、最高品質の配信環境を構築できるでしょう。

構成レベル 予算目安 配信解像度 主な用途
エントリー 30万円前後 フルHD 60fps 配信入門・趣味配信
ミドル 45万円前後 WQHD 60fps 本格配信・副業配信
ハイエンド 60万円以上 4K 60fps プロ配信・複数配信

BTOパソコンと自作PCの選択

BTOパソコンと自作PCの選択

BTOパソコンのメリット

BTOパソコンを選択する最大のメリットは、保証とサポートが充実しており、トラブル時の対応が迅速である点にあります。

配信者にとって、PCの故障は収入に直結する重大な問題となるため、手厚いサポート体制は非常に重要です。

パーツの相性問題を気にする必要がなく、動作確認済みの構成で届くため、初心者でも安心して導入できます。

組み立ての手間も省けるため、すぐに配信を始められるのも大きな利点でしょう。

人気メーカーのパーツを選択できるBTOショップなら、CPUクーラーやケース、ストレージなどを自分好みにカスタマイズできます。

完全な自作ほどの自由度はありませんが、重要なパーツは選択できるため、バランスの取れた選択肢といえるのです。

自作PCのメリット

自作PCの最大の魅力は、すべてのパーツを自分で選択できる自由度の高さにあります。

予算配分を細かく調整でき、こだわりたい部分に予算を集中させられるため、自分の配信スタイルに最適化された構成を実現できるのです。

パーツ選びから組み立てまでの過程で、PCの構造や動作原理を深く理解できます。

トラブルが発生した際の対処能力も向上し、長期的には自分でメンテナンスやアップグレードを行えるようになるでしょう。

コストパフォーマンスの面でも、自作PCは優位性があります。

BTOパソコンの組み立て代や保証料金が不要なため、同じ予算でより高性能な構成を組めるケースが多いのです。

どちらを選ぶべきか

PC初心者や、トラブル対応に自信がない方はBTOパソコンを選択した方がいいでしょう。

配信活動に集中したい方にとって、PCのトラブルシューティングに時間を取られるのは本末転倒です。

PCの知識があり、自分で問題解決できる方や、パーツ選びにこだわりたい方は自作PCが適しています。

ただし、パーツの相性問題や初期不良への対応など、自己責任で対処する必要があることは理解しておきましょう。

予算と時間、知識レベルを総合的に判断して、自分に合った選択をすることが重要です。

どちらを選んでも、適切な構成を選択すれば快適な配信環境を構築できます。

配信ソフトウェアの設定最適化

配信ソフトウェアの設定最適化

OBS Studioの推奨設定

OBS Studioは配信者に最も広く使用されているソフトウェアであり、適切な設定を行うことで配信品質を大きく向上させられます。

エンコーダーの選択が最も重要な設定項目であり、NVIDIAのGPUを使用している場合はNVENC H.264を選択するのが基本です。

ビットレートは配信プラットフォームの推奨値に合わせて設定します。

Twitchなら6000kbps、YouTubeなら8000〜12000kbpsが一般的な設定値でしょう。

ビットレートを上げすぎると視聴者側の回線が追いつかず、バッファリングが発生する可能性があるため、適切なバランスを見つけることが大切です。

解像度とフレームレートの設定も配信品質に直結します。

フルHD (1920×1080) 60fpsが現在の標準的な設定ですが、回線速度に不安がある場合は、フルHD 30fpsやHD (1280×720) 60fpsに下げることで安定性を優先できます。

エンコーダー別の最適設定

NVENCエンコーダーを使用する場合、プリセットは「Quality」または「Max Quality」を選択することで、画質と負荷のバランスが取れます。

「Max Quality」は若干GPU負荷が上がりますが、画質の向上が体感できるレベルです。

x264エンコーダーを使用する場合は、プリセットを「veryfast」から「medium」の範囲で選択します。

「medium」以下のプリセットは画質が向上しますが、CPU負荷が急激に増加するため、ハイエンドCPUでなければ安定した配信が難しくなってしまいますよね。

AMFエンコーダーを使用する場合は、「Quality」プリセットを基本として、必要に応じて「Balanced」に変更します。

Radeon RX 9000シリーズでは、AMFエンコーダーの性能が向上しており、NVENCに近い画質が得られるようになりました。

配信環境の周辺機器

配信環境の周辺機器

マイクとオーディオインターフェース

配信の音質は視聴者の満足度に大きく影響するため、適切なマイクの選択が重要です。

USBコンデンサーマイクは手軽に高音質を実現でき、Blue YetiやAudio-Technica AT2020USB+といったモデルが配信者に人気となっています。

より高音質を追求するなら、XLRマイクとオーディオインターフェースの組み合わせがおすすめです。

Shure SM7BやElectro-Voice RE20といったプロ仕様のマイクと、Focusrite ScarlettシリーズやYamaha AGシリーズのオーディオインターフェースを組み合わせることで、放送品質の音声を配信できます。

ノイズ対策も音質向上には欠かせません。

ポップガードやショックマウント、マイクアームを導入することで、不要なノイズを大幅に削減できるのです。

キャプチャーボードとカメラ

コンシューマーゲーム機の配信を行う場合、キャプチャーボードが必要になります。

Elgato HD60 X や AVerMedia Live Gamer ULTRA 2.1といった外付けキャプチャーボードなら、4K 60fpsのパススルーに対応しており、遅延なくゲームをプレイしながら配信できます。

Webカメラは配信者の顔を映すために使用され、視聴者とのコミュニケーションを深める重要なツールです。

Logicool StreamCam や Razer Kiyo Proといったモデルは、フルHD 60fps撮影に対応しており、クリアな映像を配信できます。

照明環境も映像品質を左右する要素。

リングライトやソフトボックスを使用することで、顔を明るく照らし、プロフェッショナルな印象を与えられるのです。

配信用PCの将来性とアップグレード

配信用PCの将来性とアップグレード

長期使用を見据えた構成

配信用PCを長期間使用するには、将来のアップグレードを見据えた構成を選択することが重要です。

マザーボードのPCIeスロットやメモリスロットに余裕があれば、後からGPUやメモリを追加・交換できます。

電源容量にも余裕を持たせておくことで、将来的にハイエンドGPUにアップグレードする際も、電源ユニットを交換する必要がなくなります。

最初から少し大きめの容量を選択しておくのが賢明でしょう。

ストレージは最も手軽にアップグレードできるパーツです。

M.2スロットが複数あるマザーボードを選択しておけば、容量不足になった際にSSDを追加するだけで解決できます。

アップグレードの優先順位

配信用PCのアップグレードで最も効果が高いのは、GPUの交換です。

新世代のGPUに交換することで、エンコード性能の向上やゲーム性能の大幅な改善が期待できます。

メモリの増設も比較的簡単で効果の高いアップグレードです。

32GBから64GBに増設することで、複数のアプリケーションを同時起動しても快適に動作するようになります。

CPUの交換は、マザーボードのソケットが対応している範囲でのみ可能です。

同世代の上位モデルへの交換なら、比較的容易に性能向上が図れますが、世代をまたぐアップグレードではマザーボードごと交換する必要があるため、コストが高くなってしまいますよね。

配信用PCのメンテナンス

配信用PCのメンテナンス

定期的な清掃の重要性

配信用PCは長時間稼働することが多いため、内部にホコリが溜まりやすく、定期的な清掃が必要です。

ホコリが蓄積すると冷却性能が低下し、温度上昇によるパフォーマンス低下や故障のリスクが高まります。

3ヶ月に1度程度、PCケースを開けて内部のホコリを除去することをおすすめします。

エアダスターを使用して、ファンやヒートシンク、フィルターに付着したホコリを吹き飛ばしましょう。

CPUクーラーやGPUのファンは、特にホコリが溜まりやすい部分です。

ファンの回転が妨げられると冷却効率が大幅に低下するため、念入りに清掃する必要があります。

ソフトウェアのメンテナンス

ドライバーの更新も重要なメンテナンス作業です。

NVIDIAやAMDは定期的にグラフィックドライバーを更新しており、新しいゲームへの最適化やバグ修正が含まれています。

Windows Updateも定期的に実行し、セキュリティパッチや機能更新を適用しましょう。

ただし、配信直前のアップデートは避けるべきです。

予期せぬトラブルが発生する可能性があるからです。

配信ソフトウェアやゲームクライアントも、最新バージョンに保つことで、新機能の利用やバグの修正が受けられます。

ただし、大型アップデート直後は不具合が発生することもあるため、重要な配信の前は様子を見るのが賢明でしょう。

配信用PCの購入タイミング

配信用PCの購入タイミング

新製品発売サイクルの把握

PCパーツの新製品は、おおむね1〜2年のサイクルで発売されます。

GeForce RTX 50シリーズとRadeon RX 9000シリーズが発売されたばかりの現在は、グラフィックボードを購入する絶好のタイミングといえます。

CPUについても、Core Ultra 200シリーズとRyzen 9000シリーズが最新世代となっており、これらを搭載したPCを購入すれば、数年間は快適に使用できるでしょう。

次世代CPUの発売までは少なくとも1年以上の期間があると予想しています。

新製品発売直後は価格が高めに設定されることが多いですが、数ヶ月経過すると価格が落ち着いてきます。

急ぎでなければ、発売から3〜6ヶ月程度待つことで、コストパフォーマンスの良い買い物ができるのです。

セールやキャンペーンの活用

BTOパソコンショップでは、定期的にセールやキャンペーンが実施されています。

年末年始、ゴールデンウィーク、夏季休暇といった大型連休前後は、特に大規模なセールが行われることが多いです。

新製品発表時には、旧モデルの在庫処分セールが実施されることもあります。

最新モデルにこだわらなければ、旧モデルを安価に購入できるチャンスです。

メールマガジンやSNSでショップの情報をフォローしておくと、限定セールやクーポン配布の情報をいち早く入手できます。

数万円単位で価格が変わることもあるため、情報収集は重要です。

よくある質問

よくある質問

配信用PCは普通のゲーミングPCと何が違うのか

配信用PCは、ゲームプレイと配信エンコードを同時に処理する必要があるため、通常のゲーミングPCよりも高いマルチタスク性能が求められます。

特にCPUのコア数とメモリ容量は、配信の安定性に直結する重要な要素です。

予算30万円で配信用PCは組めるか

予算30万円でも、フルHD 60fps配信に対応した構成を組むことは可能です。

Ryzen 7 9700XまたはCore Ultra 5 235FとGeForce RTX 5060Tiを組み合わせ、メモリ32GB、SSD 1TB+2TBという構成なら、予算内に収まるでしょう。

ノートPCでも配信はできるか

ハイスペックなゲーミングノートPCなら、配信も可能です。

ただし、デスクトップPCと比較すると冷却性能に限界があり、長時間配信では熱による性能低下が発生しやすい傾向があります。

本格的に配信活動を行うなら、デスクトップPCの方が適しているといえます。

配信用PCの寿命はどれくらいか

適切にメンテナンスを行えば、5年程度は快適に使用できます。

ただし、配信の品質基準は年々上がっており、3〜4年程度でアップグレードや買い替えを検討する配信者が多いのが実情です。

中古PCでも配信はできるか

中古PCでも配信は可能ですが、保証がない点や、パーツの劣化による故障リスクが高い点に注意が必要です。

配信は収入に直結する活動であるため、新品のPCを購入した方が安心して活動できるでしょう。

配信用PCに必要な回線速度は

フルHD 60fps配信を安定して行うには、上り速度で最低10Mbps以上、推奨20Mbps以上の回線速度が必要です。

4K配信を行う場合は、50Mbps以上の上り速度が求められます。

光回線の契約が必須といえるでしょう。

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