Premiere Pro 映像編集PC メモリ容量は32GBで足りる?

目次

Premiere Proに必要なメモリ容量の結論

Premiere Proに必要なメモリ容量の結論

32GBで足りるかどうかは編集内容で決まる

Premiere Proで映像編集を行う際、メモリ32GBで足りるかどうかは編集する映像の解像度や長さ、エフェクトの使用頻度によって大きく変わってきます。

フルHD動画を中心に編集し、エフェクトやカラーグレーディングを控えめに使う程度であれば、32GBのメモリ容量で充分に快適な編集作業が可能です。

しかし4K動画を複数トラック重ねたり、After Effectsと連携させながら作業したり、8K素材を扱う場合は32GBでは明らかに不足してしまいますよね。

プロジェクトの規模が判断基準になる

私がこれまで数多くの映像編集PCを検証してきた経験から言えるのは、メモリ容量の判断基準はプロジェクトの規模に直結するということです。

例えば「YouTubeに投稿する10分程度のフルHD動画を週に数本編集する」という使い方であれば、32GBで不満を感じることはほとんどないでしょう。

一方で「企業案件で4K素材を大量に扱い、複雑なエフェクトを多用する30分以上の動画を制作する」となると、32GBでは作業中にメモリ不足の警告が出たり、プレビュー再生がカクついたりする場面に遭遇することが分かっています。

メモリ不足が引き起こす具体的な問題

メモリが不足すると、Premiere Proはストレージ上の仮想メモリを使い始めるため、編集作業全体のレスポンスが著しく低下します。

タイムライン上でのカット編集やエフェクトの適用、カラーグレーディングのプレビューなど、あらゆる操作が遅延してしまい、作業効率が大幅に落ちてしまうのです。

特にレンダリング中に他の作業を並行して行おうとすると、システム全体が重くなり、最悪の場合はPremiere Proがクラッシュする可能性もあります。

フルHD編集における32GBメモリの実力

フルHD編集における32GBメモリの実力

一般的なYouTube動画制作なら問題なし

フルHD解像度での映像編集において、32GBメモリは充分な容量といえます。

私が実際にテストした環境では、10分から15分程度のフルHD動画に対して、カット編集、テロップ挿入、BGM・効果音の追加、基本的なカラーコレクション、トランジション効果の適用といった一連の作業を行っても、メモリ使用量は20GB前後に収まることがほとんどでした。

つまり32GBあれば、余裕を持って作業できるということです。

複数アプリケーションの同時起動も可能

映像編集作業では、Premiere Proだけでなく、Photoshopでサムネイルを作成したり、Chromeで資料を調べたり、Discordでクライアントとやり取りしたりと、複数のアプリケーションを同時に起動する方もいるのではないでしょうか。

32GBのメモリがあれば、こうしたマルチタスク環境でも快適に作業を進められます。

ただしAfter Effectsを同時に起動して重いコンポジションを扱う場合は、メモリ使用量が急増するため注意が必要です。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R61GF

パソコンショップSEVEN ZEFT R61GF
【ZEFT R61GF スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61GF

パソコンショップSEVEN SR-ar9-9270U/S9ND

パソコンショップSEVEN SR-ar9-9270U/S9ND
【SR-ar9-9270U/S9ND スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster MasterFrame 600 Black
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-ar9-9270U/S9ND

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FH

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FH
【ZEFT R60FH スペック】
CPUAMD Ryzen5 8600G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9060XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60FH

パソコンショップSEVEN ZEFT R58DD

パソコンショップSEVEN ZEFT R58DD
【ZEFT R58DD スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH510 ホワイト
マザーボードAMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R58DD

エフェクトの使用量が分岐点

フルHD編集で32GBが足りなくなるケースとして最も多いのが、エフェクトの大量使用です。

Lumetriカラーを複数レイヤーに適用したり、ワープスタビライザーで手ブレ補正を行ったり、モーショングラフィックステンプレートを多用したりすると、メモリ消費量は一気に増加します。

特にサードパーティ製のプラグインは、純正エフェクトよりもメモリを消費する傾向があるため、Red GiantのUniverse シリーズやBoris FXのContinuumなどを頻繁に使う場合は、32GBでは力不足を感じる場面が出てくるでしょう。

4K編集における32GBメモリの限界

4K編集における32GBメモリの限界

4K素材は想像以上にメモリを消費する

4K解像度の映像編集になると、32GBメモリの限界が見えてきます。

4K素材はフルHDの4倍の画素数を持つため、単純計算でもメモリ消費量は大幅に増加するのです。

私が検証した環境では、5分程度の4K動画を編集する際、基本的なカット編集とカラーコレクションだけでメモリ使用量が25GBを超えることもありました。

これにエフェクトやトランジション、複数のビデオトラックを追加していくと、あっという間に30GBに到達してしまいますよね。

プロキシ編集が現実的な選択肢に

4K素材を32GBメモリで快適に編集するには、プロキシファイルの活用が欠かせません。

プロキシ編集とは、元の高解像度素材から低解像度の代替ファイルを生成し、編集作業中はそちらを使用する手法です。

この方法を使えば、メモリ消費量を大幅に抑えられるため、32GBでも4K編集が可能になります。

ただしプロキシファイルの生成には時間がかかりますし、最終的な書き出し時には元素材に切り替える必要があるため、ワークフローが一手間増えるのは避けられません。


4Kで本格的に編集するなら64GB推奨

プロキシを使わずに4K素材をネイティブで編集したい、複数の4Kトラックを重ねて合成作業を行いたい、After Effectsと連携しながら作業したいという方には、64GBメモリを強く推奨します

64GBあれば、4K編集でもメモリ不足に悩まされることはほとんどなくなり、作業効率が格段に向上するのです。

特に企業案件やクライアントワークで4K動画を扱う機会が多いなら、64GBへの投資は充分に価値があるといえます。

8K・RAW素材編集では32GBは完全に不足

8K・RAW素材編集では32GBは完全に不足

8K編集には最低64GB、推奨は128GB

8K解像度の映像編集や、RAW形式の素材を扱う場合、32GBメモリでは完全に力不足です。

8K素材は4Kのさらに4倍の画素数を持つため、メモリ消費量も桁違いに増加します。

私が8K素材を扱った際には、わずか数秒のクリップをタイムラインに配置しただけで、メモリ使用量が40GBを超えたこともありました。

8K編集を本格的に行うなら、最低でも64GB、できれば128GB以上のメモリを搭載した方がいいでしょう。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55BK

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55BK
【ZEFT Z55BK スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5080 (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースFractal Pop XL Silent Black Solid
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Pro
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55BK

パソコンショップSEVEN ZEFT R66I

パソコンショップSEVEN ZEFT R66I
【ZEFT R66I スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースOkinos Mirage 4 ARGB Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R66I

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GV

パソコンショップSEVEN ZEFT R60GV
【ZEFT R60GV スペック】
CPUAMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H9 FLOW RGB ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GV

パソコンショップSEVEN ZEFT R66O

パソコンショップSEVEN ZEFT R66O
【ZEFT R66O スペック】
CPUAMD Ryzen7 7800X3D 8コア/16スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH170 PLUS Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R66O

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DG

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DG
【ZEFT Z55DG スペック】
CPUIntel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製)
ケースINWIN A1 PRIME ピンク
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B760 チップセット ASUS製 ROG Strix B760-I GAMING WIFI
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DG

RAW素材も大量のメモリを要求する

RED RAWやBlackmagic RAWといった非圧縮・低圧縮のRAW形式素材も、膨大なメモリを消費します。

RAW素材は色情報やダイナミックレンジが豊富に保存されているため、編集時のデコード処理に大量のメモリが必要になるのです。

4K RAW素材を扱う場合でも、32GBでは明らかに不足し、頻繁にメモリ不足の警告が表示されたり、プレビュー再生がコマ落ちしたりする状況に陥ってしまいますよね。

プロフェッショナル用途なら妥協しない

映像制作を本業としているプロフェッショナルや、ハイエンドな映像作品を制作するクリエイターにとって、メモリ容量は妥協してはいけない部分です。

クライアントから預かった貴重な素材を扱う際に、メモリ不足でシステムがクラッシュしてデータを失うリスクは絶対に避けたいですよね。

8KやRAW素材を日常的に扱うなら、128GB以上のメモリ搭載を真剣に検討すべきです。

After Effectsとの連携で必要なメモリ量

After Effectsとの連携で必要なメモリ量

Dynamic Linkは大量のメモリを消費する

Premiere ProとAfter Effectsを連携させるDynamic Link機能は非常に便利ですが、メモリ消費量が激増する要因でもあります。

Dynamic Linkを使用すると、両方のアプリケーションが同時にメモリを占有するため、32GBでは明らかに不足する場面が増えてきます。

特にAfter Effects側で複雑なコンポジションを作成している場合、Premiere Pro側でプレビュー再生しようとすると、メモリ不足でレンダリングが追いつかず、カクカクした再生になってしまうのです。

After Effectsのメモリ割り当て設定

After Effectsには、アプリケーションに割り当てるメモリ量を設定する機能があります。

デフォルト設定では、システムメモリの一定割合が自動的に割り当てられますが、32GBしかない環境でPremiere Proと同時起動すると、両方のアプリケーションがメモリを奪い合う状況になりかねません。

この場合、After Effectsのメモリ割り当てを手動で調整し、Premiere Proに充分なメモリを残すようにする必要があります。

モーショングラフィックス制作なら64GB以上

Premiere ProでAfter Effectsのコンポジションを多用したモーショングラフィックス動画を制作する場合、64GB以上のメモリが必須といえます。

タイトルアニメーション、ローワーサード、トランジション効果など、After Effectsで作成した素材をPremiere Proのタイムラインに複数配置すると、メモリ使用量は容易に40GBを超えてきます。

快適な制作環境を維持するには、充分なメモリ容量の確保が特に重要なのです。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48889 101010 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32282 77365 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30275 66155 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 30198 72759 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27274 68304 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26614 59692 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 22039 56285 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 20000 50025 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16628 39015 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 16059 37853 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15921 37632 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14699 34603 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13799 30579 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13257 32067 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10866 31455 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10694 28326 115W 公式 価格


メモリ容量と他のパーツとのバランス

メモリ容量と他のパーツとのバランス

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R67M

パソコンショップSEVEN ZEFT R67M
【ZEFT R67M スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCorsair FRAME 4000D RS ARGB Black
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R67M

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SO

パソコンショップSEVEN ZEFT R60SO
【ZEFT R60SO スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White
マザーボードAMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60SO

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FS

パソコンショップSEVEN ZEFT R60FS
【ZEFT R60FS スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9060XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60FS

パソコンショップSEVEN ZEFT R67A

パソコンショップSEVEN ZEFT R67A
【ZEFT R67A スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースLianLi A3-mATX-WD Black
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R67A

パソコンショップSEVEN SR-ar9-9060D/S9

パソコンショップSEVEN SR-ar9-9060D/S9

確かなパフォーマンスに誇りを持つ、クリエイター向けのアッパーハイグレードモデル
速攻の応答性!16GB DDR5メモリと1TB SSDで快速処理力をバランス良く実現
クリアパネルから映えるNZXTミドルタワー、モダンなデザインで魅せるスタイルのPC
Ryzen9の熱い心臓部!高負荷タスクも力強くこなすCPUを搭載

【SR-ar9-9060D/S9 スペック】
CPUAMD Ryzen9 7900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
メモリ16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH510 ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット MSI製 PRO B650M-A WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-ar9-9060D/S9

CPUとメモリの関係性

Premiere Proの快適性は、メモリ容量だけでなくCPU性能にも大きく左右されます。

いくらメモリを大量に搭載しても、CPUの処理能力が低ければ、編集作業全体のパフォーマンスは向上しません。

現在の映像編集用PCとしては、Core Ultra 7 265KやRyzen 7 9800X3Dといったミドルハイ以上のCPUと、32GB以上のメモリを組み合わせるのが理想的なバランスといえます。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 43238 2444 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42991 2249 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42018 2240 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41308 2338 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38765 2060 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38689 2031 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37449 2336 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37449 2336 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35812 2178 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35671 2215 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 33914 2189 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 33052 2218 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32683 2084 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32571 2174 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29388 2022 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28671 2138 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28671 2138 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25566 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25566 2157 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23191 2193 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23179 2074 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 20950 1843 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19594 1921 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17811 1801 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16119 1763 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15357 1965 公式 価格

グラフィックボードの重要性

Premiere Proは、Mercury Playback Engineによってグラフィックボードの性能を活用できるため、GPU選びも重要です。

特にエフェクト処理やカラーグレーディング、4K以上の高解像度編集では、グラフィックボードの性能が作業効率に直結します。

GeForce RTX 5070以上、またはRadeon RX 9070XT以上のグラフィックボードを搭載し、メモリも充分に確保することで、バランスの取れた映像編集環境が構築できるのです。

ストレージ速度も見逃せない

メモリとCPU、グラフィックボードが充分でも、ストレージ速度が遅いと素材の読み込みや書き出しに時間がかかり、作業効率が低下してしまいますよね。

現在主流のPCIe Gen.4 SSDであれば、4K素材でも快適に読み書きできますが、より高速なGen.5 SSDを選べば、8K素材や大量の4Kファイルを扱う際にも余裕が生まれます。

メモリ容量を増やすと同時に、ストレージ環境の整備も忘れずに行いましょう。

用途別の推奨メモリ容量

用途別の推奨メモリ容量

YouTube動画制作なら32GBで充分

YouTubeに投稿する動画を制作する場合、多くのクリエイターはフルHD解像度を使用しています。

この用途であれば、32GBメモリで充分に快適な編集環境が得られます

10分から20分程度の動画を週に数本制作する程度なら、メモリ不足を感じる場面はほとんどないでしょう。

ただし、今後4K動画への移行を考えているなら、最初から64GBを選んでおくのも賢い選択です。

企業向け映像制作は64GBが安心

企業のプロモーション動画や商品紹介動画、イベント映像などを制作する場合、クライアントから4K素材の納品を求められることが当たり前になっています。

こうした業務用途では、64GBメモリを搭載しておくことで、あらゆる案件に対応できる安心感が得られます。

複数のプロジェクトを並行して進めたり、クライアントからの急な修正依頼に素早く対応したりする際にも、充分なメモリ容量があれば作業効率が大幅に向上するのです。

映画・CM制作なら128GB以上

劇場公開される映画やテレビCM、高品質なミュージックビデオなどを制作する場合、8K素材やRAW素材を扱う機会が増えてきます。

こうしたプロフェッショナルな用途では、128GB以上のメモリ搭載が推奨されます。

制作現場では、After EffectsやDaVinci Resolveなど複数の専門ソフトウェアを同時に起動することも多く、メモリ容量が多ければ多いほど、作業の自由度と効率性が高まるのです。

メモリ容量を決める際のチェックポイント

メモリ容量を決める際のチェックポイント

現在の編集スタイルを分析する

メモリ容量を決める前に、まず自分の編集スタイルを客観的に分析することが大切です。

普段どのような解像度の素材を扱っているか、エフェクトをどの程度使用しているか、動画の長さは平均してどれくらいか、After Effectsとの連携頻度はどうかといった要素を洗い出してみましょう。

これらの情報を整理すれば、自分に必要なメモリ容量が自然と見えてくるはずです。

将来の用途拡大を見据える

PCは一度購入すると数年間使い続けることになるため、現在の用途だけでなく、将来的な用途拡大も視野に入れて検討した方がいいでしょう。

今はフルHD編集が中心でも、数年後には4K編集が主流になっているかもしれません。

クライアントワークを始める予定がある、より高度な映像表現に挑戦したいといった展望があるなら、少し余裕を持ったメモリ容量を選んでおくことをおすすめします。

予算とのバランスを考慮する

メモリ容量は多ければ多いほど良いのは確かですが、予算には限りがあります。

メモリに予算を割きすぎて、CPUやグラフィックボードのグレードを下げてしまっては本末転倒です。

映像編集PCとして総合的なバランスを考えた場合、ミドルハイクラスのCPUとグラフィックボードに、32GBまたは64GBのメモリを組み合わせるのが、コストパフォーマンスと性能のバランスが取れた構成といえます。

BTOパソコンでのメモリ選択のポイント

BTOパソコンでのメモリ選択のポイント

標準構成は16GBが多い

BTOパソコンショップで映像編集向けPCを購入する際、標準構成では16GBメモリが搭載されていることが多いです。

しかし前述の通り、Premiere Proで本格的な編集を行うには16GBでは明らかに不足します。

BTOパソコンを注文する際は、必ずメモリ容量のカスタマイズ項目をチェックしましょう。

多くのショップでは、32GB、64GB、128GBといった選択肢が用意されています。

メモリメーカーの選択も重要

BTOパソコンのカスタマイズ画面では、メモリ容量だけでなく、メモリメーカーも選択できる場合があります。

現在の主流はDDR5メモリで、Micron(Crucial)、GSkill、Samsungといった信頼性の高いメーカー製品を選ぶのが安心です。

特にMicron製メモリは、品質と価格のバランスが良く、多くのプロフェッショナルに支持されています。

後からの増設も視野に入れる

予算の都合で最初は32GBで購入し、後から64GBに増設するという選択肢もあります。

ただしメモリ増設には、マザーボードのメモリスロット数や対応規格、既存メモリとの相性など、いくつかの注意点があります。

BTOパソコンを購入する際は、将来的な増設の可能性も考慮して、メモリスロットに余裕のあるマザーボードを搭載したモデルを選ぶのも効果的です。

実際の編集作業でのメモリ使用状況

実際の編集作業でのメモリ使用状況

タスクマネージャーで確認する習慣

Premiere Proで編集作業を行う際、Windowsのタスクマネージャーを開いてメモリ使用状況を確認する習慣をつけると、自分の作業スタイルでどれくらいのメモリが必要かが具体的に分かります。

タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブを開き、「メモリ」の項目を見れば、現在のメモリ使用量と使用率が一目で確認できるのです。

編集作業中に定期的にチェックして、メモリ使用率が常に80%を超えているようなら、メモリ不足のサインといえます。

プロジェクトごとの使用量の違い

私が実際に検証した結果、同じ長さの動画でもプロジェクトの内容によってメモリ使用量は大きく変動することが分かっています。

例えば、10分間のフルHD動画でも、シンプルなカット編集とテロップ挿入だけなら15GB程度で済みますが、複数のビデオトラックを重ね、カラーグレーディングを施し、モーショングラフィックスを多用すると、25GB以上消費することもあります。

この差は非常に大きいですよね。

バックグラウンドアプリの影響

Premiere Pro以外のアプリケーションも、バックグラウンドでメモリを消費しています。

Chromeブラウザは特にメモリを大量に消費することで知られており、タブを10個以上開いていると、それだけで5GB以上のメモリを使用する場合もあります。

Discord、Slack、Spotifyなどのアプリも同時に起動していると、知らず知らずのうちにメモリが圧迫されているかもしれません。

編集作業中は、不要なアプリケーションを終了させることも大切です。

メモリ以外で編集を快適にする方法

メモリ以外で編集を快適にする方法

プロジェクト設定の最適化

Premiere Proには、プロジェクト設定を最適化することで、メモリ使用量を抑える方法がいくつかあります。

例えば、プレビュー解像度を「フル画質」から「1/2」や「1/4」に下げることで、プレビュー再生時のメモリ消費を大幅に削減できます。

最終的な書き出し時には自動的にフル画質でレンダリングされるため、編集作業中は低解像度プレビューで充分なのです。

メディアキャッシュの管理

Premiere Proは、編集作業を高速化するためにメディアキャッシュファイルを生成します。

このキャッシュファイルは、ストレージ容量だけでなくメモリも消費するため、定期的に不要なキャッシュを削除することが推奨されます。

環境設定の「メディアキャッシュ」項目から、古いキャッシュファイルを自動削除する設定にしておくと、メモリとストレージの両方を効率的に管理できます。

シーケンス設定の見直し

編集するシーケンスの設定も、パフォーマンスに影響を与えます。

4K素材を扱う場合でも、最終的な納品形式がフルHDであれば、シーケンス設定をフルHDにしておくことで、メモリ消費を抑えられます。

ただしこの方法は、4K素材の細部を確認しながら編集したい場合には向かないため、用途に応じて使い分ける必要があります。

メモリ容量別の価格差と投資価値

メモリ容量別の価格差と投資価値

32GBと64GBの価格差

DDR5メモリの価格は、容量によって大きく変動します。

32GB(16GB×2枚)のメモリキットは、信頼性の高いメーカー製品で1万5千円から2万円程度が相場です。

一方、64GB(32GB×2枚)のメモリキットは、3万円から4万5千円程度となり、32GBの約2倍の価格になります。

この価格差を高いと感じるか、妥当と感じるかは、編集作業の頻度と内容次第といえるでしょう。

長期的な投資として考える

メモリへの投資は、長期的な視点で考えると非常にコストパフォーマンスが高いといえます。

充分なメモリ容量があれば、作業効率が向上し、レンダリング待ち時間が減少し、システムクラッシュのリスクも低下します。

映像編集を仕事にしている場合、これらの改善は直接的に収入増加につながる可能性があるのです。

時給換算で考えれば、メモリ増設による作業時間短縮効果は、数ヶ月で投資額を回収できるほどの価値があるともいわれています。

段階的なアップグレード戦略

予算に余裕がない場合は、最初は32GBでスタートし、必要性を感じた時点で64GBにアップグレードするという戦略も有効です。

ただしこの場合、最初から64GBを購入するよりも総額が高くなる可能性があることは理解しておきましょう。

また、メモリ増設時には既存メモリとの相性問題が発生するリスクもあるため、可能であれば最初から必要な容量を搭載しておく方が安心です。

推奨メモリ構成の具体例

推奨メモリ構成の具体例

フルHD中心の編集環境

フルHD動画を中心に編集する場合の推奨構成は、DDR5-5600の32GB(16GB×2枚)です。

CPUはCore Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9700X、グラフィックボードはGeForce RTX 5070またはRadeon RX 9070XTを組み合わせることで、バランスの取れた編集環境が構築できます。

ストレージは、システム用に1TBのPCIe Gen.4 SSD、素材保存用に2TBのPCIe Gen.4 SSDを搭載すれば、快適な作業が可能です。

4K編集対応の本格環境

4K動画を本格的に編集する場合は、DDR5-5600の64GB(32GB×2枚)を推奨します。

CPUはCore Ultra 9 285KまたはRyzen 9 9950X3D、グラフィックボードはGeForce RTX 5070TiまたはRadeon RX 9070XTを選択することで、4K素材でもストレスなく編集できる環境が整います。

ストレージは、システム用に2TBのPCIe Gen.4 SSD、素材保存用に4TBのPCIe Gen.4 SSDを搭載し、余裕を持った構成にするのが理想的です。

プロフェッショナル向けハイエンド環境

8KやRAW素材を日常的に扱うプロフェッショナル向けには、DDR5-5600の128GB(32GB×4枚)以上を搭載した環境が必要です。

CPUはCore Ultra 9 285KまたはRyzen 9 9950X3D、グラフィックボードはGeForce RTX 5080以上を選択し、妥協のない構成を目指しましょう。

ストレージは、システム用に2TBのPCIe Gen.5 SSD、作業用に4TBのPCIe Gen.4 SSD、アーカイブ用に8TB以上の大容量ストレージを組み合わせることで、あらゆる案件に対応できる環境が完成します。

メモリ容量と編集解像度の対応表

メモリ容量と編集解像度の対応表

解像度別の推奨メモリ容量

編集する映像の解像度と推奨メモリ容量の関係を、分かりやすく整理してみましょう。

編集解像度 基本編集 エフェクト多用 AE連携
フルHD 32GB 32GB 64GB
4K 32GB 64GB 64GB
6K 64GB 64GB 128GB
8K 64GB 128GB 128GB以上

この表からも分かるように、解像度が上がるほど、また作業内容が複雑になるほど、必要なメモリ容量は増加していきます。

動画の長さによる影響

編集する動画の長さも、メモリ使用量に大きく影響します。

同じ解像度でも、5分の動画と30分の動画では、タイムラインに配置される素材の量が大きく異なるためです。

動画の長さ フルHD 4K 8K
5分以内 32GB 32GB 64GB
10分程度 32GB 64GB 128GB
30分以上 64GB 64GB 128GB以上

長尺の動画を編集する場合は、解像度に関わらず、余裕を持ったメモリ容量を確保しておくことが重要です。

メモリ不足を回避するテクニック

メモリ不足を回避するテクニック

ネストシーケンスの活用

複雑なプロジェクトでメモリ使用量を抑えるテクニックとして、ネストシーケンスの活用があります。

複数のクリップとエフェクトをまとめて一つのシーケンスにネストすることで、メインタイムラインでの処理負荷を軽減できるのです。

特にモーショングラフィックスやエフェクトを多用する部分をネストすることで、メモリ消費を効率化できます。

レンダリング&置き換えの利用

重いエフェクトを適用した部分は、「レンダリングして置き換え」機能を使うことで、メモリ負荷を大幅に軽減できます。

この機能を使うと、エフェクト適用済みの映像が一つの動画ファイルとして書き出され、タイムライン上で元のクリップと置き換えられます。

リアルタイムでのエフェクト処理が不要になるため、メモリ消費が抑えられるのです。

定期的なプロジェクトの保存と再起動

長時間の編集作業を続けていると、メモリリークによってメモリ使用量が徐々に増加していく場合があります。

これはPremiere Pro自体の問題というよりも、Windowsのメモリ管理の特性によるものです。

定期的にプロジェクトを保存し、Premiere Proを再起動することで、メモリがリフレッシュされ、快適な作業環境を維持できます。

メモリ選びで失敗しないための注意点

メモリ選びで失敗しないための注意点

安価なメモリには注意

メモリ価格を抑えようと、あまりにも安価な製品を選ぶのは避けた方がいいでしょう。

品質の低いメモリは、システムの不安定化やクラッシュの原因になる可能性があります。

特に映像編集のような負荷の高い作業では、メモリの信頼性が作業効率に直結するため、Micron、GSkill、Samsungといった信頼性の高いメーカー製品を選ぶことをおすすめします。

DDR4とDDR5の違い

現在の主流はDDR5メモリですが、一部の旧型マザーボードではDDR4しか使用できません。

新しくPCを購入する場合は、必ずDDR5対応のマザーボードとCPUを選びましょう。

DDR5はDDR4と比較して、転送速度が大幅に向上しており、Premiere Proのような大容量データを扱うアプリケーションでは、その性能差が体感できるレベルで現れます。

メモリの動作クロックについて

メモリには動作クロック(速度)の違いがあり、DDR5-5600、DDR5-6000、DDR5-6400といった規格があります。

Premiere Proでの映像編集においては、メモリの容量が最優先で、動作クロックの違いによる性能差は比較的小さいといえます。

予算が限られている場合は、高クロックの32GBよりも、標準クロックの64GBを選んだ方が、実用的な性能向上が期待できるのです。

結局32GBで足りるのか、64GBにすべきか

結局32GBで足りるのか、64GBにすべきか

フルHD中心なら32GBで問題なし

ここまでの内容を総合すると、フルHD動画を中心に編集し、エフェクトの使用も控えめで、After Effectsとの連携も少ない場合は、32GBメモリで充分に快適な編集作業が可能という結論になります。

YouTubeへの投稿動画制作や、個人的な映像制作であれば、32GBで不満を感じることはほとんどないでしょう。

予算を抑えつつ、バランスの取れた編集環境を構築したい方には、32GBが最適な選択といえます。

4K編集や将来性を考えるなら64GB

一方で、4K動画を頻繁に編集する、複雑なエフェクトやカラーグレーディングを多用する、After Effectsとの連携が多い、クライアントワークで様々な要求に対応する必要がある、といった場合は、64GBメモリへの投資を強く推奨します

64GBあれば、ほとんどの編集作業でメモリ不足に悩まされることはなくなり、作業効率が格段に向上するのです。

また、今後数年間の技術進化を考えると、64GBの方が長期的に使える構成といえます。

迷ったら64GBを選ぶのが正解

「32GBと64GB、どちらにするか迷っている」という方には、予算が許すなら64GBを選ぶことをおすすめします。

メモリは後から増設することも可能ですが、相性問題のリスクや追加コストを考えると、最初から充分な容量を搭載しておく方が結果的に満足度が高くなることが分かっています。

映像編集という創造的な作業において、メモリ不足によるストレスや作業中断は、クリエイティビティを大きく損なう要因になります。

快適な制作環境への投資は、決して無駄にはなりません。

よくある質問

よくある質問

16GBメモリでPremiere Proは使えますか

16GBメモリでもPremiere Proは起動し、基本的な編集作業は可能です。

しかし、フルHD動画でも少し複雑な編集を行うと、すぐにメモリ不足の警告が表示されたり、プレビュー再生がカクついたりする状況に陥ってしまいますよね。

特に他のアプリケーションを同時に起動している場合、システム全体が重くなり、作業効率が著しく低下します。

本格的にPremiere Proで映像編集を行うなら、最低でも32GBのメモリを搭載することを強くおすすめします。

メモリは後から増設できますか

メモリの後からの増設は技術的には可能ですが、いくつかの注意点があります。

まず、マザーボードに空きメモリスロットがあることが前提です。

また、既存のメモリと新しく追加するメモリの規格、速度、メーカーが異なると、相性問題が発生してシステムが不安定になる可能性があります。

最も安全な増設方法は、既存のメモリをすべて取り外し、新しい大容量メモリキットに交換することです。

ただしこの場合、既存メモリが無駄になってしまうため、可能であれば最初から必要な容量を搭載しておく方が経済的といえます。

DDR4とDDR5はどちらを選ぶべきですか

新しくPCを購入する場合は、迷わずDDR5メモリ対応のシステムを選びましょう。

DDR5はDDR4と比較して、転送速度が大幅に向上しており、Premiere Proのような大容量データを扱うアプリケーションでは、その性能差が実感できます。

また、DDR5は今後数年間の主流規格となるため、将来的な拡張性や互換性の面でも有利です。

DDR4システムは既に旧世代の技術となっており、新規購入時に選択する理由はほとんどありません。

メモリの動作クロックは高い方がいいですか

メモリの動作クロック(DDR5-5600、DDR5-6000など)は、高ければ高いほど理論上の性能は向上します。

しかしPremiere Proでの映像編集においては、動作クロックの違いによる体感性能差は比較的小さいのが実情です。

それよりも、メモリ容量を優先した方が、実用的な性能向上が期待できます。

例えば、DDR5-6400の32GBよりも、DDR5-5600の64GBの方が、映像編集作業では快適に使えるケースが多いのです。

予算が限られている場合は、高クロックよりも大容量を優先することをおすすめします。

32GBから64GBにすると体感で分かるほど速くなりますか

32GBで既にメモリ不足を感じている場合、64GBにアップグレードすると、体感で分かるほどの性能向上を実感できます。

特に4K編集や複雑なエフェクト処理、After Effectsとの連携作業では、プレビュー再生のスムーズさ、レンダリング速度、システム全体のレスポンスが明らかに改善されるのです。

一方で、フルHD編集が中心で、32GBでも充分に余裕がある使い方をしている場合は、64GBにしても劇的な変化は感じられないかもしれません。

タスクマネージャーでメモリ使用率を確認し、常に80%以上使用している状況なら、64GBへのアップグレードは充分に価値があるといえます。

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